「頑張る」と「頑張らない」はどちらが正解なの?

「頑張る!」「頑張ります!」「頑張って!」

皆さんは、これらの言葉にどんなイメージを持ちますか?

「頑張る」ってどう言う意味?

私たちは長い事、頑張る美徳の中で生きてきました。

小さい頃から、頑張るのはえらい事、素晴らしい事と教えられ、頑張っていないと認識されると叱られることもありました。

大人になってからも、職場や家庭で、私たちは常に「頑張らなくては!」という強迫観念にさらされ、いつしか私たちにとって「頑張る」とは、

・無理をすること
・嫌なこと、キツイことも我慢すること

というような意味の言葉になっていたのではないでしょうか?

そんなわけで、私たちが「頑張る」時というのは、自然と身体に力が入る時であり、精神的にも抵抗が生まれる時。もう少し言えば、自発的に「頑張りたい!」と言うよりは「頑張らなきゃいけない。」と思っている時。

だからこそ、人から「頑張って!」と言われる事に抵抗を感じる人が多いのでしょう。

「もう充分頑張っているのに、さらにもっと頑張れと言われる。」

この言葉を上の意味に置き換えると、

「もう充分無理してるし、嫌な思いをする事も我慢しているのに、さらにもっと無理をしろ、嫌だなんて言ってないで我慢しろ!と言われる。」

という事になります。

これだと、ガンのような大病をしている人、長期の闘病生活を送っている人、不妊治療など精神的に辛い治療を受けている人などに言ってはいけない言葉、本人達も言われたくない言葉が「頑張って!」だというのも仕方ないですね。

「頑張らない」が流行に

数年前から、「頑張らない」「無理をしない」「苦手なことをしない」「嫌なことをしない」など、今まで自分の感情を無視して行ってきた行動をやめて、もっと自由に、楽に生きよう。という考え方が言われるようになりました。

フルタイムで働いて、家に帰れば家事も育児も一人でこなし、精神的に限界を迎えてしまう前に、「出来ない事、やりたくない事はやめて、夫に頼むか外注に出す。」など、「一人で全て頑張ってしまう事をやめて、もっと自分の気持ちに正直になろう」というものです。

今まで「誰かを頼る」ことや「出来ないと言う」ことがタブーとされてきたので、それもOK、頑張らなくても良いんだよ。という考え方は、特に、今まで一人で頑張りすぎていた女性を中心に、とても広まりました。

お陰で楽に生きられるようになった人も増えたと思いますし、すぐには変えられなくても、そんな考え方もあると知っただけで、心が軽くなった人も多いのではないでしょうか。

「頑張ってはいけない」という別の重石

しかし、時が経ち、ブーム化していたこの考え方も多少一般化してくると、今度は「頑張ること」「頑張って!と人に言うこと」はダメなことになってきたように思います。

頑張らないと叱られていたところから、真逆に振れて、「頑張る」と言うと「頑張っちゃダメなんだよ。」と言われるように。

確かに、「良く見られたい。」「叱られないように。」「ちゃんとしなきゃ。」と、周りの目を気にして力んでしまうのは良くないでしょう。

しかし、「頑張る」と言うのは、日本人として日本で生活していると、とても良く使う言葉の一つであるのは事実です。そして、純粋に誰かを応援する時にも使う言葉です。

そんな「頑張る」「頑張って」を、最初に出てきたような「無理をすること」「我慢すること」など、ネガティブな意味だけに限定して、誰かに対して言うのを躊躇したり、言われる度にイライラするのは本末転倒な気がします。

例えば、私がアロマ講座を開くと決まっていたら、なるべく分かりやすいテキストを作りたいな。と思って、何度も試行錯誤して書き直すかもしれませんし、参加者の皆さんに楽しく学んで欲しいな。と思って、前日に遅くまで準備をするかもしれません。また、講座をやると知っている友達が、「今度の講座頑張ってねー!」と言ってくれるかもしれません。

このような、誰かに思いを伝えたい!楽しい時間にしたい!という思いからの行動でも、「何度も書き直したり、遅くまで準備をした」というところを見ると、一般的な言葉では「頑張る」になるかと思います。

この時、もし私が「頑張ってはいけない」という意識を持っていたら、「あぁ、頑張ってしまったな…」と無意識のうちに思ってしまうと思うのです。

心の重石を取るための「頑張らなくて良い」が、「頑張ってはいけない」という別の重石を作っただけになってしまう。

「頑張る」の意味を変える

実は以前、本当に私自身が「頑張ってはいけない」という思考になってしまっていた時期がありました。

それで、自分が楽しくてやっていた事でも、頑張っている状況だと思うと、「あぁ、頑張ってしまった…(いけない事をしてしまった…)」みたいに、無意識に自分を責めるようになっていました。

でも、私は確かに頑張っていた。でも楽しかった。それが本当にそんなに悪い事なのかな?と思い、元々の「頑張る」という言葉の意味を変える事にしました。

「無理をすること」「嫌なこと、キツイことも我慢すること」から、「心地良く、自分の最善を尽くすこと」に。

「私は頑張りました。」イコール「私は無理をしました。」

ではなくて、

「私は頑張りました。」イコール「私は心地よく、自分の最善を尽くしました。」へ。

だから、人に「頑張って!」という時は「心地良く、あなたの最善を尽くせると良いね!」という意味だし、私が言われる時も同じ。

日常良く使う言葉は、そこに嫌な思いを乗せていたり、嫌な意味づけをしていると、使う度に嫌な気持ちになったり、自分を責めたりする材料にもなります。

だから、その言葉を使わない!人に言わない!人から言われたくない!などと、出来そうもない決意をするより、意味を自分で気持ち良いものに変えてしまった方が良いのです。

無駄にイライラしないための、心の美容のひとつです。

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